犬がかかりやすい皮膚病の一つ「膿皮症」。膿皮症は治ることの多い病気ですが、体質や環境によっては繰り返し起こり、なかなか治らないケースもあります。今回は膿皮症の症状や原因、治療法、予防法について獣医師監修のもとに解説していきます。

犬の膿皮症 犬の皮膚が赤いんだけど何の病気? 犬が異常にかゆがるんだけど原因は何かな? そんなことはありませんか? それはひょっとしると膿皮症かもしれません。 今回は、犬の皮膚病でも多い膿皮症について解説します。 犬にはどんな皮膚トラブルが多いのか、また家庭での注意点やケアについても知っておきましょう。 よく見られる犬の皮膚トラブルとその原因 膿皮症 夏場に増えるのが、膿皮症です。 犬の膿皮症(のうひしょう)について病態、症状、原因、治療法別に解説します。病気を自己診断するためではなく、あくまでも獣医さんに飼い犬の症状を説明するときの参考としてお読みください。なお当サイト内の医療情報は各種の医学書を元にしています。 犬を飼っている飼い主さんで、実は多く悩まれている病気のトップに立つのが皮膚病です。私自身、動物病院に勤務していますが、実際ご相談を受けることがとても多く、色々なタイプはあれど、皮膚病に悩まれている方は多くいます。 じゃあ、犬の場合は? 犬の場合でも、体の表面にある膿皮症なら、外用薬で治してあげたい所です。 では、人と同じようにクリームや軟膏が塗れるか?と考えると、毛があるしベトベトするし、浸透しなさそうで、難しそうですね。