英語を勉強すると、自動詞と他動詞を覚えますが、日本語でも同じように自動詞と他動詞があります。 しかし、日本語が母語だと、日本語の自動詞と他動詞をあまり意識することはありません。そこで、日本語の自動詞と他動詞についてまとめてみました。 動詞は自動詞と他動詞の2つに分けられます。「“人”が他に影響を及ぼすのが他動詞でそうでないのが自動詞」というのは誤りです。他にも自他動詞には様々な勘違いがあるので、まずはそれらから説明していきます。自他動詞 2つの勘違い自動詞≠無意志動詞「 自動詞:目的語を必要としない動詞 他動詞:目的語を必要とする動詞 です。目的語は日本語の「〜を、に」にあたる言葉ですね。先にも言った通り、定義はとてもシンプルです。 自動詞にも他動詞にもなる動詞 自動詞 例文 開く 扉が開く 教科書を開く 吹く 風が吹く 笛を吹く 運ぶ ことが運ぶ 荷物を運ぶ 休む 木村さんが明日、休むそうです 学校を休む 決定する 日程が決定す 自他ペアの一覧 自動詞 他動詞 例文 開く 開ける ドアが開く。 ドアを開ける。 閉まる 閉める ドアが閉まる。 ドアを閉める。 入る 入れる 虫が中に入った。 犬を家の中に入れた。 出る 出す 店か 日本語の「自動詞」「他動詞」についてわかりやすく説明するよ 2017.11.22 ヨス 文法の勉強をしていると出てくる「自動詞」と「他動詞」という言葉。 top > みんなの日本語の単語 > 自動詞と他動詞 自動詞と他動詞 自他が対応している単語や、意味が近い単語を、例文と共に対比させました。 みんなの日本語に出ている単語は課を、出ていない単語には「─」と書いてあります。 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 自動詞の用語解説 - 動詞を意味のうえで,その動作の直接の対象を必要とするものとしないものとに分けたとき,前者を他動詞,後者を自動詞という。文法的には,目的語を従えるのが他動詞で,従えないのが自動詞ということになる。 今回の【英語びより】では、日本語の「自動詞」「他動詞」についてくわしく説明します。自動詞は「壊れる」「開く」などの動詞で、他動詞は「壊す」「開ける」のような動詞です。簡単に違いを見分ける方法を説明すると… 自動詞と無意志動詞の違いは? 自動詞は正しくは目的語を必要としない動詞を指すので、意志の有無は関係がありません。 そのため、「行く」や「座る」のような意志動詞(人がコントロールできる動詞)も自動詞に含まれます。 自動詞と他動詞は学習者が習得に苦労するところです。中国語圏の学習者の中には、かなり学習が進んだ段階でも「火を消えた」のような言い方が残る方がいらっしゃいます。